■ ID | 327 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | Current State and Prospects of Livestock WastewaterTreatment - Overview of Japan, China and Korea |
■ 著者 | J.H. Kim
埼玉県環境科学国際センター M. Chen 埼玉県環境科学国際センター N. Kishida 早稲田大学理工学部 |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2003 |
■ 誌名・巻・号・年 | 1st International Symposium on Environmental Science &Human Engineering, 31 January 2003, Saitama, Japan |
■ 抄録・要旨 | 畜産は生産品に比べて廃棄物の量が多い産業である。家畜排泄物は本来畜産農家の自家農場へ還元して有効利用することが望ましいが、大規模化が進行している畜産業の現状では、家畜排泄物の適切な処理・処分は水環境保全の観点からも不可欠といえる。特に、畜舎排水は生活排水等に比べ、発生量に対する汚濁負荷量が極めて高い排水であるため、未処理の場合、河川の水質悪化、湖沼の富栄養化を招き、上水源や農業用水を汚濁させる。今後の畜産経営を健全かつ長期的に発展させるためには、汚濁負荷を低コストで削減可能な技術開発が強く求められており、また窒素・リンを含む富栄養化原因物質の高度処理や資源化技術の開発・普及が望まれている。本報では近年、日中韓三カ国環境大臣会合(Tripartite Environment Ministers Meetings)により環境分野の協力体制が一層進展している日本、中国、韓国における畜産排水の処理現状や対策、そして今後の課題について概説した。 |
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